「熱帯の風神」
島田美術館で島田館長と話をしているうちにコレクションを出して来て見せてくれた。名の知れた人の作品やその手のものが多い中で、福田大華(細川家の御用絵師)の絵が一番いいねーと話す。画家はそれ以外は大した絵はないと語った。
館長が、美術館に何も描かれていない金屏風があるが、描きますか?と聞く、
はい、描きます、と画家は返事をする。
島田美術館ギャラリーでちょうど60歳の誕生日をはさんで個展が予定されており、 その日に公開で屏風に筆を入れることになった。友人の琴奏者山本いずみさんと友人が演奏を申し出てくれる。
後に館長が「熱帯の風神」と命名した。
バリの自宅で下図制作
和紙に下図制作
ベニヤ板に貼って続ける
バリ島で下図の完成
日本で、屏風に当ててみる
60歳の誕生日
個展と同時に本画の公開制作1
公開制作2
本画制作中も、さらに下図にも手を入れて考えをまとめる
日本画家大塚氏の家での制作
「熱帯の風神」